バイオマス活用アドバイザーの認定を受けました。

バイオマス利用研究には長く携わっており、そもそも地域バイオマス利用（バイオマスタウン）の概念を提唱したチームの一員で、これまでは関連するシンポジウムや研修会の講師などのお手伝いをしたこともありましたが、自分自身は資格認定などは得ないままでした。

このたび、日本有機資源協会（http://www.jora.jp）の養成研修を経て、「バイオマス活用アドバイザー」の認定をいただきました。集合研修（座学）では、技術や政策等を総合的に復習する良い機会となりました。また、東北地方の某町で実施された現地研修では、地域の状況やポテンシャルの調査に基づいたバイオマス利用推進計画の原案を作成するという実践的なものでした。研究として具体的な地域におけるバイオマスの資源の調査やバイオマスタウンモデルの作成や評価などに取り組んでいましたが、今回、研究とは別の切り口での計画作成ということで、貴重な経験をすることができました。講師の先生方、実地研修地の関係者の皆様、協会担当者様、研修メンバーの皆様には大変お世話になりました。

地域のバイオマス利用に関する研究はもともとの専門分野でしたが、バイオマス活用アドバイザーとして、自治体等の基本構想や農地や里山を活用したビジネスモデルの立案への支援にも注力してゆきたいと考えています。

望月